はねやすめ

No.323

ダイ大全100話完走!!

鬼眼王バーンとの対決。真魔剛竜剣があっさり折れちゃうのは、その昔コミックスを読んだときすごく拍子抜けしたところ。バランの驚愕の表情もなんかアレだし。
だけど今回改めて観て、この部分はダイが竜の騎士とは別物であることを改めて強調しているのかなとも感じた。歴代の竜の騎士が受け継いできた剣を失っても、ポップの声で最後の力を振り絞ったダイは、バランがソアラに見た太陽(=地上とかけ離れた存在)になるのではなく、閃光のように生きる人間の一員として自分自身の剣でバーンを倒し、地上にいる仲間たちのもとへ戻っていく、という。だからダイにとって、この最後の戦いはバーンに勝利するとともに、紋章の力で繋がっていた父との真の決別の証となるのではないだろうか。
それに……ラストでダイは黒の結晶とともに空へ飛んでいき、それでもどこかで生きていると明言される。ここで仮にダイが真魔剛竜剣で竜の騎士としてバーンを倒していたら、「ダイはどこかで生きているけど、それは地上の仲間たちとは遠く隔たった場所である」とも解釈してしまえそうだ。ポップたちが「ダイが帰ってくる場所はこの地上しかない」と信じていられることに説得力が伴うのも、ダイが竜の騎士としてではなく人間の少年として勝利した事実が描かれているからじゃないだろうか。畳む

#ダイの大冒険

No.323 そのほか #ダイの大冒険

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